きみの15分を貸してもらいたい

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きみの持つその15分という時間は確かに代替不可能で貴重なものだ。だけど、どうか貸して頂きたい。

これを見てもらいたいんだ。

あのAppleのCEO、Steve Jobsがスタンフォード大学の2005年の卒業式で行ったスピーチなんだ。
泣いたよ。感動した。端的な言葉で伝わらないかもしれないけど、どれだけ感動したのかを正確に伝えるには万の言葉を連ねる必要があるだろうから、見てもらいたいんだ。

見てもらえたかな?
ぼくはもうさっきからこの動画を7回繰り返して見て、これから8回目が再生されるところだよ。

英語を聞けるならそれが一番いいんだけど、英語が分からなかったら字幕を読むといい。ちなみに、英語の和訳というものには、その翻訳者によって受けられる印象がほんとに変わるから、「steve jobs スタンフォード 卒業式 スピーチ」なんて検索して、色々な人による和訳を読んでみるのもいいと思う。

ぼくの話でもしようか。

知らない人も多いかもしれないけど、ぼくは大学に通ってない。中退もしていなければ、入学もしていない。
もともとは2006年の夏にイギリスの大学に行く予定だったんだけど、行くのを辞退したんだ。ではなぜ辞退したのか。

その理由を言う前に、ぼくの大好きで愛して止まないことについて話す必要がある。
愛する人について話せないのは些か残念だけど。今は愛することで頭がいっぱいだからいいや。
ぼくは知ることが大好きだ。ぼくはぼくの知らない何かを知れることが大好きだ。ぼくはぼくの知らなかった何かを発見することをたまらなく愛してる。ぼくはこれからの未来に学ぶであろうことに対するわくわくが抑え切れないほど大好きだ。その知識を得られることが大好きだ。本を読むのが大好きだ。勉強会に参加するのが大好きだ。大学の講義にもぐり込むのが大好きだ。大学の講義が収録されたオンラインビデオ/オーディオを拝聴するのが大好きだ。MITの認知学のコースをすべて聞いたけど、単語が専門的過ぎて理解できなくとも、聞き続けて、何か少しでも知れることが大好きだ。辞書が大好きだ。国語辞典が大好きだ。類語辞典が大好きだ。Wikipediaが大好きだ。インターネットが大好きだ。ブログが大好きだ。ニュースが大好きだ。Googleが大好きだ。Google Readerが大好きだ。Google Newsが大好きだ。Google Alertが大好きだ。情報を得られる手段のすべてが大好きだ。人間が大好きだ。人と会話するのが大好きだ。自分の考えをマシンガンのように突きつけて、最後に「どう?」と聞くのが大好きだ。他人の考えを聞くのが大好きだ。他人を知るのが大好きだ。mixingやfacebookingしてたくさんのことを教えてもらうのが大好きだ。好きで好きで超愛してる。
これから日本に帰って今まで読めなかった分の本を買えるだけ買おうと思う。会えなかった分の人と会えるだけ会おうと思う。
ぼくはとにかく知ることが大好きなんだ。

ではなぜ学び屋とまでうたわれる大学に行かなかったのか。いや、そもそもこの疑問が間違いなんだ。ぼくは大学に入学することは辞めたけど、決して大学に行くことを止めたわけではないんだ。ぼくは特定の興味があって得意な分野に限らず、横断的にあらゆる講義にもぐりこむのが好きなんだ。大学に通ってしまっては、課題に追われる一方でそれほどの自由を得られなかっただろうし、何よりもその学費400万円を支払いたくなかったんだ。ぼくは大学に行く代わりにこの400万円分の本を買うことができる。20万円などかかる勉強会に参加することができる。大学院の講義にだって参加したし、有り余る時間で独学することもできた。学校でちまちま学ぶよりも自分で学んだほうが圧倒的に早く学べることを経験上知っている。独学と言っても自分一人で学ぶ必要はなくて、友達と一緒に学んだっていいし、本当に分からないことがあれば、大学の教授などに直接聞きに行けばいい。大学に通うこと以上に学べる方法があることに気づいたから行くのを辞退したんだ。

どんな分野にも興味があるから、今はまだすべてにおいて半人前だけど、それでもこうすることが大好きだから、一生学び続けたいと思う。ぼくの課題はこの知ることを如何にしてビジネス化するかってことなんだけど、今はとりあえず小手先のプログラミング能力でフリーランスとしてエンジニアをしていて、毎月の本代を稼いでいる感じかな。

まだまだぼくの人生もSteveの半分にも満たないから彼みたいに偉いことは言えないけど、やっぱり早いうちから好きなことを見つけて、それに没頭するのが一番いいよね。最高に楽しいし。とにかくハッピーだ。毎日が楽し過ぎて仕方ない。世の中にはまだまだまだまだぼくの知らないことや人で溢れているんだよ。特にそれをここシリコンバレーに来て実感したね。
みんなもとにかくそのためだけに生きているのだと声を大にして「大好きだあああ」と叫べるような好きなことを見つけられるといいね!ぼくはきみが何が好きでどんな人生を送っているのかを知りたくてたまらないよ。

15分以上の時間をありがとう。

4 Responses to “きみの15分を貸してもらいたい”

  1. ytamagawa Says:

    nice 人生 & nice 文章 だね。
    きみみたいな人がそのうち世界を変えるのかもね。
    Think different!

  2. Yoshida Says:

    iphoneの再起動の記事を見にやってきて、この大胆な表題にやられてこの記事を読みました。

    ・・・やられた。

    このスピーチのあいだ中、ずーっと鳥肌が立ち続けてたよ。

    知りたいって言う気持ちなら、私も負けられない。
    私は留学もしていないし、英語もしゃべれないし、読めない。
    じゃあ、学生時代に何を最も知りたくて過ごしていたかって言ったら、ズバリ「人間」。

    私は哲学が好きなわけでもないが、
    これほど多様化した「思想」や「概念」が存在する生き物ってすばらしいと思うんだよね。また、みんなも見ず知らずの内にそれを認識しているとも思うんだ。

    言うなれば、インターネットの世界が楽しくってしょうがないのも、善悪取り混ぜた、そう言った多様性があるからだと思うんだよね。

    そして、そうして「一人一人が違う生き物」として人間を紐解くと、その時には、「言語」とか「人種」とか「宗教」ってのは全く問題なく飲み込めるんだよね。・・・だって違って当たり前だから。

    yasuさんの『最後に「どう?」って聞くのが好きだ』・・・って、そこに通じると思うんだよね。
    だって、「どう?」って聞いている時点で、「あなたの意見を聞かせてよ」って体制に入ってる。結局の所、人間が好きなんだよね。

    でも結構これって重要で、「好き」でなきゃ知ろうと思えないんだとすると、「知る」って行動は、あらゆる事に感動し、純粋に好きって思えるような「心」であることで、色々知りたい気持ち=色々好きになりたい「心」なわけなんだよね。

    でも、この「心」を常に健康に保つのが、スゴイ難しくて、みんな悩んでる。

    長々書いて、行き着く結果は、ここなんだけど、
    どんな状況に置かれようと、「心」を健康に保ち続けられた、スティーブ・ジョブスは、やっぱりなるべくしてMacを作り上げた人であるだけのことがある。・・・て感心しました。

  3. yasu Says:

    > Yoshidaさん

    こんにちは。yasuです。
    コメントありがとうございます!

    ええ、そうですね。
    私も人間が大好きです。少しでも縁の合ったみんなと友達になりたいなと切に願っています。
    Yoshidaさんにももの凄く興味があります!
    メールアドレスのドメインからYoshidaさんのサイトにアクセスして、企業の代表の方かと察したのですが、差し支えなければ、今度御社に訪問してお話してみたいなーと思いました。

    また後日メールを送らせて頂きますね。
    よろしくお願いします。

  4. しょうこ Says:

    はじめまして♪
    mixiから来ました(●^o^●)

    今の気持ちを文章で表すのはちょっと難しく感じますが、今日、今、この文章を読めて嬉しく思います

    感謝します!(^^)!

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