世界的元ハッカーとの邂逅

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月曜日。週の始まり。衝撃なる始まり。ちょっと僕の人生的に大イベントが発生した。そんなお話。

さて、どこから語るべきか。始まりをいつとするか。設定の問題だ。
例えば、10分前。ケビンからメールの返信が来た。
「まだ予定が決まってないから、また連絡するよ!」
とてもフレンドリーなお方だ。予定が合えば、もしかしたら、一緒に秋葉原巡りできるかもしれない!!

ケビン。その名も、ケビン・ミトニック。世界的元ハッカー。尊敬して愛してやまない僕の友達。ぐぐれば彼の情報はいくらでも出てくる。正真正銘の物語の主人公だ。

月曜日。Zenlok社主催のケビン・ミトニック氏を招いた情報セキュリティ勉強会が九段下のほうで開催された。
友人のお誘いで僕はそれに参加することとなった。本当に感謝してるよ!ありがとう!これからもこういう面白そうなイベントがあったらどんどん教えて!
元々5人で参加する予定が、実際当日会場に訪れたのは3人。まぁそんなのはいい。

会場には200人近くが集まっていて、そこでまた、4人の友人と遭遇した。2人は行くことを知っていたが、もう2人がまさか行くとは夢にも思っていなかったので心底びっくりした。
こういうイベントにはちらほら知った顔が集まるものだね。

勉強会の内容としては「ソーシャルエンジニアリング」について。
僕たちの一般的に想定するハッキングという行為はコンピューターをカリカリ叩いて侵入することだと思われがちだが、そんな煩わしいことを行わずとも、ハッキングは簡単にできる。脆弱性は人間にあり。
例えばの話、ある大企業の中の人と仲良くなって、そこに容易に出入りできるような関係を作れば、もう中のデータ操作も改竄もしたいほうだいだろう。
そう。ソーシャルエンジニアリングとは、人をハックする手法だ。
特にハッカーとしてのケビンはソーシャルエンジニアリングに優れていて、彼の経験談からの電話一本によって数億ドルを入手したという話には感動した。

勉強会の15分休みの間、僕の行動は開始される。

3時間に及ぶ勉強会の後にはケビン自身が名刺があるよ、と言って名刺交換の長蛇の列ができるのだが、そのはるか1時間前、15分休みの間に僕はそそくさとケビンの元に行って、名刺を頂いた。
せっかくの休み時間なのに!誰も話しに行かないなんて!

今回の勉強会では講演が前後に分けられていて、最初はケビン・ミトニックによる2時間に及ぶ講演で、もう1時間がもう一人のゲスト、月尾嘉男先生による講演だった。
そのケビンの公演の最中には既にその名刺の存在については語っていたので、僕は真っ先に彼の元に向かったのだ。名刺を誰よりも早く入手した僕は有頂天となり、「やったぜえええ」とはしゃぎながら会場を出た。ケビンの名刺にはピッキングツールが組み込まれているんだぜ!?(笑)
実はその会場は地下に位置されていて、ずっと携帯で連絡出来ていなかったので、地上で待ち合わせの連絡を取ったのだ。

地上で合流し、月尾先生による講演を拝聴する。
ケビンと比べると些かエキサイティングな話ではないが、アカデミックな人間らしく、現在のユビキタスに関する各々の統計データを示しながら、これからの未来の予測には知的な面白みがあった。
講演の後はすぐにケビンへの質疑応答の時間となったのだが、その後に月尾先生を探して話しに行こうと思ったら、既に帰られていたようだ。残念。月尾先生自身も講演の最中に、今回の講演は何度もお断りさせて頂いたと言うほど、乗り気のあるものではなかったらしい。ほんと残念すぎる。

ケビンへの質疑応答では、15分休みの間に回収されていたアンケートの質問で選抜したものを質問していた。
僕はそのアンケート用紙に僕のセキュリティに関する考え方をつらつらと書きあげ、最後に「ケビンはどう思う?」と書いていたのだが、結局質問された内容はそれを要約した「完璧にセキュアな状態というのは在り得ますか?」というものだった。
ケビンの答えは「No」。「やっぱり」と、ニヒルな笑みが浮かんだ。

さて。名刺交換の長蛇の列が並ぶ。
僕はふふふーんとその列が終わるのをぶらぶら待っていた。名刺の数には限りがあったようで、みんな我一番と急いでいたようだ。

その中、一人の男がマイクを手に持ち、声を放つ。「この後飲み会をやるんで是非参加しませんか?」とのこと。
僕はてっきり会場運営者によるお誘いなのかと思ったので、ひょこひょこ着いていくことを即座に決断した。ついでに会場にいた友人3名も誘う。

長蛇の列が終わり、僕は最後の一人としてケビンに話しかける。
ついでに名刺もまだ余っていたようなのでもう一枚頂いた!ラッキー!
「今日は講演ありがとうございました。僕はフリーランスでエンジニアをしているやすといいます。僕はケビンさんをとても尊敬しています。是非是非お友達になって頂けないでしょうか?」「うん。いいよ」とフレンドリーに応えて頂いた!!その後一緒に写真まで撮ってもらった!!きゃああああ。ちょーうれしい!!
今回、ケビンの来日には前科犯ということで、VISAの発行にはだいぶ苦労したようだが、ようやく得られた2週間の滞在で、特に気に入ったのがギークの聖地、秋葉原とのことだ。
もし、予定が空いてたら一緒に秋葉原行けるかもしれない!!!ちょーKO☆U☆FU☆N!
ちょ、世界的元ハッカーが満足するほどの完璧なデートコースを用意しないといけないのか!?おれ秋葉原について詳しくないんだけど!誰か!その時にはヘルプミーよ!!

その後には、結局会場で集まった8人で飲み会に行った。
ほんとは7人の予定だったのだけれど、帰り道に会場で見かけた外国人も誘って計8人。
運営者主催による飲み会かと思いきや、その会場に集まっていた一参加者が無断にマイクを使って告知したとのことだった。こういった行動力は称賛に値する。誘ってくれてありがとね。
僕はケビンのことが頭がいっぱいで、その場の参加者で飲みに行くという発想はなかったわ。
ケビンを始め、アミールやピーター、飲み会の面々など(飲み会のメンバーは既にマイミクになっている)、素晴らしい出会いが数多くあった。

さて、これからが肝心だ。

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One Response to “世界的元ハッカーとの邂逅”

  1. takem Says:

    ケビンとの出会いから・・・。
    続きが気になる( ^ω^)おっ

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